最先端の技術が使われているLEDビジョン

LEDビジョンとは何か

LEDは赤・青・緑の3色の発光ダイオードを組み合わせて作る照明装置ですが、これを利用して画像や映像を表示する技術はすでにいろいろなところで用いられています。店頭や屋外で広告、イベントの表示を行うデジタルサイネージにも使われていることをご存じでしたでしょうか。中でもこのLEDをたくさん使うデジタルサイネージをLEDビジョンと呼びます。LEDの登場以前はこのデジタルサイネージは液晶を用いるものが多くありました。

また、大掛かりなものとなればプロジェクターを使う例もあります。しかし、費用面や実際の視認性の問題からLEDビジョンが採用される場面が多くなってきているようです。LEDビジョンはパネルを組み合わせて構成するため、液晶画面を組み合わせたときにできてしまうモニター同士のつなぎ目ができません。加えて、画面の明るさは液晶に比べて約2倍から9倍近く明るさを出力します。

LEDビジョンは防水や防塵加工を施された製品が多く、耐久面でも液晶より長持ちする傾向にあります。一方で消費電力も他の方法に比べて抑えることが可能であるため、ランニングコストが掛からない点が設置する側にとって大変魅力的な点です。ただし、LEDビジョンを設置する際には費用以外でも注意すべき点があります。その性質ゆえに大型の物を屋外に設置することが多いため、屋外広告物条例や景観条例、工作物確認申請といった法令知識が必要となりますので設置をする際にはそういった知識や準備が必要となります。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です